試合日 2011年10月16日 第1試合目
年度・主催 2011年度 主催
大会・回戦・グランド 府中市民大会 3回戦 府中市民球場
チーム名 1 2 3 4 5 6 total
地球防衛軍 0 0 0 0 1 0 1
府中刑務所 0 0 0 1 0 1 2
先攻バッテリー 小川/石川
後攻バッテリー
長打 (二)石川 《安打数:4本》
内容 市民大会3回戦!
対戦相手は、4年前に市民球場で敗退した「府中刑務所」さん。
同じ舞台で、リベンジマッチに挑む!!

先行の防衛軍。
初回、先頭の岡田がセンター前へ綺麗に運ぶ。
さらにスチールで無死2塁。しかし後続が続かずに無得点。

1裏。
防衛軍先発はエース小川、そして捕手はこの試合が最後になる石川。黄金バッテリーで、強敵に挑む!
鬼門の先頭打者の左中間の打球を、好守のテギュンがナイスキャッチ!そのまま三者凡退に押さえ込む、最高の立ち上がり!!

2回の防衛軍。
先頭の元気の打球が高く上がってショートとセンターの間に落ちる。1死後にスチール成功!しかし、その後につり出される形になりタッチアウト。

2裏。
先頭の4番がライト前へ。さらにセンター前にも落とされて無死1,2塁。ここでバントカバーを岡田が忘れて満塁の大ピンチ!
ここからバッテリーが魅せる!!
7番、8番を連続三振に切って取り、9番をセカンドゴロに打ち取り、無失点に押さえ込む力投を見せる!

3回の防衛軍。
先頭は神永。この野郎、久し振りじゃねーか(笑)
神永は2ストライクから四球を選ぶ粘りを見せて出塁。岡田も歩いて1死1,2塁。ここは後一本が出ずに無得点。

3裏。
エースは2三振を奪い、サードの元気も華麗にゴロを捌いて、三者凡退に押さえる。

4回の防衛軍も三者凡退。投手戦の様相を見せる。

4裏。
先頭の打球がライト線へ!これを細がランニングキャッチ!!ファインプレーでチームを救う。さらに山崎もファールフライを追いついてキャッチ!しかし、2死から連続2塁打を浴びて先制を許す。
まあ、これは相手打線がナイスバッティングでした。

5回の防衛軍。
この回から、相手投手は交代。速球派の投手が登板。
先制をされた後だけに、直ぐ様に追い付きたい!
先頭は、この大会好調のテギュン!テギュンは期待に応えて失策出塁!この男、持ってます!!
その後、スチールと内野ゴロで1死三塁。小川は三振で2死。
しかし、次打者は勝負強い岡田!ベンチの期待は膨らむ。
打席の岡田に軽く野次を入れると、「集中してるから」と余裕で返す!相変わらず、気負い無く勝負に入る男だ!
期待の岡田の打球はボテボテのショートゴロ。岡田は懸命に走るもタイミングはアウト。万事休すと思ったが判定はセーフ。そして審判団の協議へ。
協議の結果は、判定どおりにセーフ。
おそらく捕球として認められなかったんだと思う。ワンバン送球を体で押さえただけだったのかな?
グラブか手で保持して、初めて捕球になるからね。
しかし、勇気の要る判定です。これはちょっと真似できない。
兎にも角にも、岡田の貴重なタイムリー内野安打で同点に追い付く!!
続く細田は三振も、細らしい打撃でひたすら粘っていたのは、素晴らしい!

5裏。
この日初めての死球に安打で、1死2,3塁のピンチ!
ここで打者は三番。なんと3回スクイズを仕掛けて来る!!勝負賭けてきたね!
全て1塁線に転がるも、ギリギリに切れてファール。1回目の捕手石川からの「捕るな!」の指示は的確だった。
そして4番をサードゴロに打ち取り、無失点に押さえる。
サードの元気の球が、低くて早い良いボール過ぎて、ファーストの俺がダイビングキャッチぽくなったのは、気合入れて捕りに入った事にしておいて下さい。2回戦で1つ、やらかしているからね(笑)全然そんな感じで取る球じゃないのにね!

6回の防衛軍。
時間により、最終回になる。
先頭の石川がしっかり打席で投手と勝負して、完璧な打球を放ち、レフトオーバーの2塁打!本当に見応えの有る打席でした。
しかしあれでも全然入らないんだから、市民球場は広いよ。打った瞬間は入るかと思った。
山崎は進塁させて1死3塁の勝ち越しチャンス!
元気はアウトハイに手が出ずに三振。これは仕方が無い。市民大会慣れしないと、バット出ない。もしくは攻撃側審判で、ウチのメンバーにいじめられないとね(笑)
2死で打席には佐賀。ここぞとばかりに岡田がイジりに来る!全くこいつは!!
佐賀の打球は3塁線を抜ける勝ち越しタイムリー!と思ったが判定はファール。
う〜ん、入ってないか!
で、結局サードゴロ。足に当たってたけど、見えてないならしょうがない。
無得点で最後の守りを迎える。
チームの意識は、「ジャンケン大会」のみ。もう一回、アレやりたい!

先頭打者をセンターフライに押さえて1死。
この試合、初の四球で出塁されるも、レフトフライで2死。
エースは粘られて2つ目の四球を出し、1,2塁。さらに9番に死球を出して満塁。1打サヨナラのピンチを迎える。
俺はその頃、「そう言えば、先週もサヨナラ押さえてジャンケンだったな〜」なんて思っていた。
守るしかないんだから、分かり易い。
2死満塁、打者は1番。カウントは2ボールだったかな。
1番打者が捉えた打球は、良い角度で上がり、少し前進守備のレフトを襲う。
レフトのテギュンは、左中間へ懸命に背走しながら打球を追う。
そして、ぎりぎり落下点に入り、こちらに向き直る。
打球をグラブに収めてゲームセット!
と、思った瞬間。
ボールはグラブに収まらず、グラブに当たって跳ね、無情にも芝生の上を転がる。
そしてゲームセット!

なんか、こんなシーンって漫画とかに無かった?
なんだ?このドラマチックな幕引き。
どれだけ、野球を堪能して、遊び倒すんだこのチームは!!
この終わらせ方は、普通は脚本が無いと出来るわけが無い。

「地球防衛軍vs府中刑務所」

もう、この試合はDVDにして、売ってしまえ!!
タイトルからして、バカ売れに間違い無い!
しかも、内容が素晴らしい。
初回特典に、栗の壊れたメガネでも付けてやれ!

あっ、大野がビデオ取り忘れていたのか!
全くもう、何やってるかな〜

この試合のMVP 中村さん、大沼さん、中野、栗、大野。
出場メンバーは最高のパフォーマンスをして、素晴らしいドラマを演じてくれた。しかしそれも、出番が無くても裏方に徹してくれて、チームの為に働いてくれたメンバーのお陰です。本当に有難うございました。

監督賞 テギュン
持ってる男が、最後も持っていた。そう言う一日。
石川が試合後に、最後の失策を心配して、テギュンに対して「責任感ある人だからな〜」とつぶやくと、すかさず「良かったよ、ウチには責任感の無い人間しかいないから、そういう人がいてくれて」と俺が返して、みんな大笑い。テギュンだから追い付いたのを、みんな分かっているし、誰も何も気にしていない。こんなチームだけど、これからもよろしく!

打撃成績

打順 守備位置 選手名 1 2 3 4 5 6 打点 盗塁 盗失 得点 失策
1 二塁手 岡田(2) 中安 四球 遊内@ 1 2 0 0 0
2 右翼手 細田(3) 左飛 遊飛 三振 0 0 0 0 0
3 捕手 石川(6) 一飛 捕飛 左2 0 0 0 0 0
4 遊撃手 山崎(41) 中飛 三振 一ゴ 0 0 0 0 0
5 三塁手 元気(1) 中安 三飛 三振 0 1 1 0 0
6 一塁手 佐賀(30) 二飛 左飛 三ゴ 0 0 0 0 0
7 左翼手 ムキ.テギュン(52) 三振 遊失 0 1 0 1 1
8 中堅手 神永(9) 四球 遊ゴ 0 0 0 0 0
9 投手 小川(18) 一飛 三振 0 0 0 0 0

投手成績

投手名 イニング数 自責点 失点 三振 四球 死球 被安 被本 投球数 勝敗
小川(18) 5回2/3 1 2 8 2 2 6 0